当院のむし歯治療では、歯を削る治療を必要最低限にとどめ、できる限り歯を残すようにしています。削り取った部分の大きさに応じて、詰め物で埋めるといった処置を行っています。
歯みがきで取り切れない歯垢や歯石がお口のなかに残ってしまった結果、細菌が繁殖し、むし歯につながってしまうケースが多いとされています。
主な詰め物一覧
当院ではむし歯や歯周病などの一般歯科以上に、予防治療に力を入れています。歯のケアについて、患者さん自身に日頃から関心を持っていただき、意識を高めていくことを目的としています。予防治療を通して、「むし歯や歯周病から守る」という役割を果たしていきたいと考えております。
歯や歯ぐきの状態を日頃からチェックしておけば、たとえむし歯や歯周病になってしまったとしても、症状が悪化する前に治療できます。
当院では歯周病の治療はもちろんのこと、治療完了後には「引き締まった、よい状態の歯ぐきを維持する方法」についてもレクチャーしております。
むし歯同様に、悪玉の細菌がお口のなかで繁殖し、歯ぐきに炎症が起こることが原因だと考えられます。その結果、歯周組織が壊され、歯が支えられなくなってしまいます。歯ぐきに痛みが出ているときには、症状がかなり進行している場合があります。
お子さんのうちから、歯科医院で歯をチェックすることは、とても重要なことです。なぜなら幼少の頃から適切な治療やメンテナンスを行っていると、大人になってからの永久歯の状態や歯並びに良い影響を与えます。お口のなかに食べ物が入っている時間が長ければ長いほど、間食回数が多いほど、むし歯ができやすくなります。この時期からかかりつけの歯科医院で定期的に管理を行うようにすれば、むし歯になりにくくなります。
お子さんの歯は、大人に比べて歯を守るエナメル質の層が薄いため、むし歯菌に侵されやすいと言われています。それだけに幼少の頃からむし歯を予防しておくことで、「将来、健康な歯を維持できる」可能性が高くなると考えられております。当院では、小児歯科専門の医師が、お子さんの5年先、10年先を見据えた治療と指導を行ってまいります。
当院の根管治療は、できる限り歯の神経を残す方向で進めていきます。神経を抜いた歯は、他の歯に比べて強度がなくなってしまうからです。ただし、重度のむし歯にまで進行してしまった場合などについては、神経を抜くこともあります。
永久歯の生え揃った患者さんの場合、バーチカルという規格化されたドリルを用いて治療を行います。これは根管治療を行う際に必要な装置で、バーチカルで削った後は根管内を特殊なセメントで固めていきます。
当院では、むし歯治療、歯周病治療、根管治療などを行う際、痛みをできるだけ緩和できるような治療機器を用いております。また、「なぜむし歯になってしまうのか」について、歯だけでなく、場合によっては体全体(全身)の検査を行い、歯が痛む根本の原因を突き止めることが可能です。
「むし歯の治療=痛い」「歯周病の治療=怖い」というイメージをお持ちの方は多いと思います。当院では先駆的な治療機器を用いて、できる限り「痛みの少ない治療」を行っております。それだけではなく、日々の歯のケアを行っていただくため、歯ブラシの使い方についても指導を行っております。これまで歯科医院に対して苦手意識を持っていた方や、「少し痛む」と違和感をお持ちの方は、一度当院までお越しください。